屋根葺き替え工事は、大切なご自宅の屋根を一新する工事です!
葺き替え工事を一言で説明すると、『今ある屋根をすべて解体して、新しい屋根を設置する工事』のことです。
屋根の葺き替えとは、単に屋根の表部分だけを補修する工事ではなく、全面的に屋根を一新するリフォームのことです。
葺き替え工事では、もともとある屋根の下地から表面までを丸ごと新品へと取り替えます。 ただし、建物の形状や状態によっては、一部分だけを下地から表面まで取り替えることで済む場合もあります。
屋根は、表から見える一次防水と内側で家を守る二次防水にわかれます。 葺き替え工事では、下地の上にある一次防水と二次防水をすべて取り外し、新しいものに交換します。
何層にも重なる屋根のパーツをすべて組んでいくことになるので、工期の目安は1週間〜2週間ほどで、下記の8つのステップで進みます。
- 足場の組み立て
- 急屋根材の撤去
- 下地の状況確認、修繕
- 野地板の設置
- 防水シート設置
- 新屋根材の設置
- 板金処理
- 手直し、足場解体、掃除
葺き替え工事の3つのメリット
今後もずっと住み続けたい、子供や孫の世代までこの家を残したい!という方にとって、葺き替えはピッタリな工法だと思います。
(1)下地の補修点検もできる
屋根材を全て取り外すので、下地材を目視で確認できます。補修の必要な場所がわかりやすく、作業もしやすいのできちんと補修できます。
(2)自然災害の危険を防げる
下地が補修されて屋根材が新しくなるので、寿命が長くなり、強風や大雨などに強くなります。
(3)耐震性の向上
今よりも軽い屋根材にすることで家の重心が下がり、耐震性を向上させることができます。 屋根が軽くなることで、基礎部分や柱に負担がかりにくく、地震に強い家になるんですね。屋根や家の寿命を伸ばし、地震に強い家になるところが最大のメリットと言えそうです。
葺き替え工事の2つのデメリット
費用をおさえた屋根工事ならカバー工法がおすすめです。
(1)高額の費用がかかる
施工面積が広くなるので施工費がかかるほか、既存の屋根材の処分費もかかるためどうしても高額になってしまいます。 アスベストが含まれている屋根材(2005年以前のスレート材)だと、別途アスベスト処分料が追加されます。
(2)工期が長い
先にも紹介したように工事には1〜2週間かかるため、その間は生活にも影響が出ます。 やはりその高額な費用がデメリットと言えそうです…。工期が長いため、生活に影響が出るのも頭に入れておいたほうがよさそうです。
葺き替え工事の費用は、30坪で95万円〜240万円が目安です!
地域や業者によっても異なるので、あくまでも目安として考えてもらえればと思います。 平均的な家のサイズである30坪(99㎡)の施工と仮定すると、工事費は95万円〜240万円が相場です。 既存の屋根がアスベストを含む屋根材だと、処理費としてさらに200万円ほどかかることになります…。
※費用はあくまで一例です。お住まいの状況によって変わる場合がございます。
補助金・助成金の利用も可能です
- 建築基準法を遵守していること
- 遮熱塗料や断熱塗料など特定の塗料を使用すること
- 自治体が定めた業者に依頼すること
- 工事の着工前に申請すること
- きちんと納税していること
基本的には上記のような項目をクリアしていれば受けることが出来ます。 金額、期限などは自治体によっても違うため、細かい条件は確認する必要がありますが、もちろん自治体に自ら問い合わせたり、調べることもできますが、色々と調べるのは面倒だし、そんな余裕はない…と思う方もいるでしょう。 こちらについても、弊社で代行してお調べすることも可能ですので、お気軽にご相談ください!
ベテラン屋根職人が、
お家の安心が長持ちする屋根葺き替え工事を直接診断致します!
あなたのおうちはどうですか?葺き替え工事の必要性チェックリスト
- 瓦屋根で30年以上メンテナンスしていない
- スレート屋根で15年以上メンテナンスしていない
- ガルバリウム鋼板の屋根で25年以上メンテナンスしていない
- トタン屋根で20年以上メンテナンスしていない
- カバー工法(重ね葺き)を数年前にしている
- 屋根の複数の箇所で、ズレたり欠けたりしている気がする
- 大雨の日に1~2箇所から雨漏りがする
- 雨が降った翌日もなんだかジメジメしている
- 家を子どもや孫の代まで持たせたいと考えている
リストに3個以上のチェックがついたら、葺き替え工事が必要である可能性が高いです。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
お客様のライフプランを加味した上で、一番よいご提案をさせていただきます。