神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になっております。 代表の熊坂です。
今回は、外壁の特徴と種類、外壁材の役割について、ご紹介いたします。 外壁は、住宅の内部を外気から守り、快適な室内環境を整える重要な部分です。 外壁は、素地によって異なりますが、主に遮音、耐火、耐水、耐震などの役割を果たします。 外壁がなければ室内は外気温に左右され、外の音も丸聞こえです。そもそも屋根を支えることもできません。
外壁材を選ぶ際は、種類や特徴、メンテナンス方法などに気を付け、より適したものを選択すると良いです。
外壁材の種類と特徴 外壁材は、種類によって見た目も手触りも大きく異なります。 現在、最も主流なのは窯業系サイディングで、国内も新築住宅に使われる外壁の70%以上のシェアを占めています。 次に多いのが、モルタルで約10%そして、金属系サイディング、ALC、タイルなどが続きます。
窯業系サイディング セメントに繊維質や無機物などを混ぜ、板状に成形した素材です。 デザインもカラバリエーションーも豊富で、コスト面、機能面も優れています。 タイル調や石積調、木目調、コンクリート調、レンガ調など様々なあ風合いを楽しめます。 起きやすい劣化 コーキングの劣化、サイディンんぐボードの反り、チョーキング、ヒビ割れや剥がれ、色あせ、藻やカビ ※ シーリングとは、建材の隙間に目地材を充填して気密性や防水性を高める施工のことです。 シーリングのうち、ペースト状の充填剤を使用する施工を、コーキングと呼びます。 チョーキングとは、外壁における劣化症状の一種で、塗膜に含まれる顔料が表面に出てくることです。 チョーキングが発生している外壁に触れると手に白い粉が付きます。 メンテナンス サイディング自体に寿命は、30年~40年といわれています。 しかし、新調から5~7年程経過すると継ぎ目のコーキング材劣化し、次の塗装時間が近づきます。 塗装時期は、塗料のグレードによって異なるので新調する際に必ず耐久年数を確認してください。
金属系サイディング スチールやアルミ、ガルバリウムなどの金属素材を板状に成形した素材で、金属素材特有のシンプルかつスタイリッシュな外観になります。 軽く丈夫な素材のため、住宅に負担がかかりにくく、耐震性、耐熱性、防水性にも優れています。 起きやすい劣化 チョーキング、サビ、浮き、剥がれ、穴あきなどの傷、塩害によるひび割れや剥離 メンテナンス 浸水やヒビ割れの心配が少ないため、メンテナンス周期は比較的長めです。 ただし、塗膜の劣化によりサビが発生するので、塗料の耐久年数により塗替えが必要となります。
木質系サイディング 天然木や合板に塗装などの表面処理を施した、木本来の温かみを感じられる素材です。断熱性に優れていますが、メンテナンスには手間がかかります。 また、ほかの外壁材と比べて防火性については劣り、防火指定のある地域で使用できないケースもございます。 ただ、近年防火指定を受けている建材も増えてきているため、準防火地域で木質サイディングの住宅をみることも多くなってきました。 起きやすい劣化 チョーキング、色あせ、藻やカビ,、腐朽 メンテナンス 新調してから10年前後で、再塗装が必要です。 木は湿気で腐食しやすいので、本来の塗装時間より少し早いタイミングで再塗装することで外壁をよりきれいな状態に保つことが可能です。
樹脂系サイディング 主に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材です。 日本ではまだなじみが薄いですが、アメリカでは約40%、カナダでは約60%と高い普及率を誇ります。 耐久性、耐候性、耐水性に優れ、メンテナンスの必要がほとんどないため、使いやすい外壁材といえるでしょう。 ただし、適温性に欠ける点には注意が必要です。 起きやすい劣化 塗装の色あせ、サイディングボードの割れ メンテナンス UV対策がなされている塗料を施すようにしましょう。 UVプロテクトクリヤーがおすすめです。 表面塗装や目地のシーリング材が不要なため、サイディングが破損したときや塗料の耐久年数が近づいたときを除き、メンテナンスはほぼ必要ありません。
【所在地】神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になっております。
代表の熊坂です。
今回は、外壁の特徴と種類、外壁材の役割について、ご紹介いたします。
外壁は、住宅の内部を外気から守り、快適な室内環境を整える重要な部分です。
外壁は、素地によって異なりますが、主に遮音、耐火、耐水、耐震などの役割を果たします。
外壁がなければ室内は外気温に左右され、外の音も丸聞こえです。そもそも屋根を支えることもできません。
外壁材を選ぶ際は、種類や特徴、メンテナンス方法などに気を付け、より適したものを選択すると良いです。
外壁材の種類と特徴
外壁材は、種類によって見た目も手触りも大きく異なります。
現在、最も主流なのは窯業系サイディングで、国内も新築住宅に使われる外壁の70%以上のシェアを占めています。
次に多いのが、モルタルで約10%そして、金属系サイディング、ALC、タイルなどが続きます。
窯業系サイディング
セメントに繊維質や無機物などを混ぜ、板状に成形した素材です。
デザインもカラバリエーションーも豊富で、コスト面、機能面も優れています。
タイル調や石積調、木目調、コンクリート調、レンガ調など様々なあ風合いを楽しめます。
起きやすい劣化
コーキングの劣化、サイディンんぐボードの反り、チョーキング、ヒビ割れや剥がれ、色あせ、藻やカビ
※ シーリングとは、建材の隙間に目地材を充填して気密性や防水性を高める施工のことです。
シーリングのうち、ペースト状の充填剤を使用する施工を、コーキングと呼びます。
チョーキングとは、外壁における劣化症状の一種で、塗膜に含まれる顔料が表面に出てくることです。
チョーキングが発生している外壁に触れると手に白い粉が付きます。
メンテナンス
サイディング自体に寿命は、30年~40年といわれています。
しかし、新調から5~7年程経過すると継ぎ目のコーキング材劣化し、次の塗装時間が近づきます。
塗装時期は、塗料のグレードによって異なるので新調する際に必ず耐久年数を確認してください。
金属系サイディング
スチールやアルミ、ガルバリウムなどの金属素材を板状に成形した素材で、金属素材特有のシンプルかつスタイリッシュな外観になります。
軽く丈夫な素材のため、住宅に負担がかかりにくく、耐震性、耐熱性、防水性にも優れています。
起きやすい劣化
チョーキング、サビ、浮き、剥がれ、穴あきなどの傷、塩害によるひび割れや剥離
メンテナンス
浸水やヒビ割れの心配が少ないため、メンテナンス周期は比較的長めです。
ただし、塗膜の劣化によりサビが発生するので、塗料の耐久年数により塗替えが必要となります。
木質系サイディング
天然木や合板に塗装などの表面処理を施した、木本来の温かみを感じられる素材です。断熱性に優れていますが、メンテナンスには手間がかかります。
また、ほかの外壁材と比べて防火性については劣り、防火指定のある地域で使用できないケースもございます。
ただ、近年防火指定を受けている建材も増えてきているため、準防火地域で木質サイディングの住宅をみることも多くなってきました。
起きやすい劣化
チョーキング、色あせ、藻やカビ,、腐朽
メンテナンス
新調してから10年前後で、再塗装が必要です。
木は湿気で腐食しやすいので、本来の塗装時間より少し早いタイミングで再塗装することで外壁をよりきれいな状態に保つことが可能です。
樹脂系サイディング
主に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材です。
日本ではまだなじみが薄いですが、アメリカでは約40%、カナダでは約60%と高い普及率を誇ります。
耐久性、耐候性、耐水性に優れ、メンテナンスの必要がほとんどないため、使いやすい外壁材といえるでしょう。
ただし、適温性に欠ける点には注意が必要です。
起きやすい劣化
塗装の色あせ、サイディングボードの割れ
メンテナンス
UV対策がなされている塗料を施すようにしましょう。
UVプロテクトクリヤーがおすすめです。
表面塗装や目地のシーリング材が不要なため、サイディングが破損したときや塗料の耐久年数が近づいたときを除き、メンテナンスはほぼ必要ありません。