神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になります。
本日もみらいホームのブログをご覧いただき誠にありがとうございます\(^o^)/
10月も3連休が終わり、早いもので半月が経ちますね!
3連休は、皆様満喫できましたか?♫
秋といえば、旬の食材も多く、ついつい食べ過ぎちゃう季節でもありますね^^;
また、過ごしやすい今の時期は、お家のメンテナンスを行われる方も多い季節でもあります。
本記事をご覧いただいている皆様の中にも、お家の外壁塗装・屋根塗装をご検討されている方も多いのではないでしょうか?
近年、外壁塗装・屋根塗装の現場で下塗りの次の工程である中塗り、上塗りと2回塗り進める際に色を変える場合があります。
しかし、良質な施工のためにはこの工法はあまりおすすめできません。
なぜ、中塗りと上塗りを分けて塗る業者がいるのか、なぜ、分けて塗ることは推奨できないのかについてご説明させていただきます。
外壁塗装、屋根塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りが基本です。 下塗り塗装を行うことにより、塗装面である下地を整え、上から塗る接着面との密着率を高めます。
下塗りに使用する塗料は、中塗りや上塗りで使用する塗料とは全く別物で、下地の状態によってシーラーやフィラーといった塗料を使用します。
中塗りと上塗りには仕上げ塗料を使用して、基本的に同じ色を塗装します。 なぜ、2回も塗装するかというと、中塗り(仕上げ塗料一回目)は、まず色をつける役目があり、そして上塗り(仕上げ塗装二回目)にて色ムラをなくして均一に仕上げ、外壁や屋根を守る塗膜の厚みをつけます。
一度塗るだけでは理想的な厚みをつけることが難しいため、2回同じ塗料を塗装して仕上げます。
なぜ中塗りと上塗りの色を分けて塗装するのか?
大手の塗装会社などでは1回目と2回目の色を変えることを推奨している企業もあります。
大きな塗装会社は、下請け業者をたくさん抱えているため、自社で現場管理が難しいという事情があり、基本的に現場は施工業者に任せきりになっています。
価格競争になると、かなり安い額で工事を引き受けなければならず、十分な工事の費用がない場合もあります。
そんな時に、やろうと思えばいくらでも「塗料の節約」が出来てしまうのです。
例えば、節約や工数の削減のために、中塗りを塗らずに、下塗りの上にいきなり上塗りを塗ってしまう・・・なんてこともあります💦
ひどいケースでは、下塗り塗装を行わない場合や、ひび割れなどの補修も行わないようなケースもあるのです。
お客様にとっては不安になる話ですが、これが事実として有る事なのです。
下請け制度は、建築業界で通例となっており、元請けから下請け、さらにはその下の孫請けに出すということも珍しくありません。
もちろんすべての下請けの現場でそのようなことが起こっているわけでもありませんが、あまりに無理な短いスケジュールや、価格競争が進んだ結果、安い金額での下請け工事となった時に発生しているケースが多く見られます。
中には、中塗り塗装を行わないだけではなく、いきなり仕上げ塗料から塗ってしまうような現場や、適切な下地補修を行わないと、施工不良となってしまい、数年で塗料が剥がれてしまいます。
そのため、中塗りと上塗りの色を変えることで、そのような「不正」を防ぎ、ひいては施工不良も防ぐ目的があります。
みらいホームでは、現地調査、お見積り、施工、完了まで、一貫して自社施工のみで対応しております。
中塗り・上塗りの色変えによるデメリットとは?
先ほど、中塗りと上塗りで色変えを行う理由についてご紹介しましたが、色変えには下記のようなデメリットがあります。
◇ 別々の塗料を用意するためコストが高くなる
しっかり作業を行う塗装業者からすると、色変え工法自体は無駄が多いやり方だと判断しているところも少なくありません。
中塗りと上塗りで色を変える場合、それぞれ別の塗料を用意することになります。
本来なら、一種類の塗料を用意すればいいところを、別々の塗料をそれぞれ用意すると、塗料にロスが出る可能性も有り、また、職人の手間が増えてコストに反映されることが予想されます。
そうして増えたコストは、結局はお客様負担となってしまいます。
色変えせず、中塗りと上塗り塗料が同じ1種類でいいのであれば、コスト面で有利になります。
◇ 耐久性が低下する恐れがある
顔料を用いない色変えを行うことで、中塗りと上塗りの密着感に影響が出ることがあり、耐久性が落ちる場合があります。
また、色変えのために現場で顔料を極端に混合して色を作ったりすると、塗料自体が持つ性能に影響が出るので、耐久性に問題が生じる可能性があります。
◇ 劣化したときの見た目が悪い
色変えを行う場合、あまりかけ離れた色同士を塗り進めると思ったような仕上がりが期待できません。
また、塗料が紫外線などで劣化してくると、塗料に含まれる顔料が劣化して色褪せを起こしますが、塗膜が層になっているので上塗りの塗料が劣化してくると次は下塗りの層が見えてきます。
この時、違う色の塗料を使用していると、色にムラができてしまい、そこまで美観が低下して目立ってしまいます。
同じ色を塗装していれば、上の層が劣化しても下の層も同一色なので色褪せは起こっても、異なる色ムラができることはありません。
中塗りと上塗りの色変え施工は、一見すると分けて塗ったことがわかるためいい方法だと思ってしまうかもしれませんが、施工にコストやロスが出やすい方法でもあります。
最終的にお客様へのコストなどの負担が発生するため、無駄に高くなってしまったり耐久性の低下のリスクがあります。
外壁塗装・屋根塗装では、塗料を発注する際にピッタリと塗料が無くなるように注文せず、必ず余分に少し余る程度に発注します。
そうで無いと、余分が無いばかりに節約して塗布作業する意識に陥ってしまい、厚みのある塗膜形成に影響が出るので必ず余分に注文しておきます。
色変えを行う事によって、実質二種類になるので、それぞれで塗料が余ってしまい合わせると、結構な量になってしまいます。
色変えせずに同色ならそこまでの限りではありません。
このロスは、マンション、ビルの大規模修繕では気にならない程度ですが、一軒家だと大きく感じると思います。
また、色の差によっては、塗料の乗り自体が悪くなるため、下塗りが透けて出て来てしまいます。
結局は、上塗りをもう一回塗って合計3回塗ることにもなりかねません。
みらいホームでは、基本的には、中塗り、上塗り塗料のお色分けは、おすすめしておりませんが、ご希望であればお気軽にご相談ください(^^)
お見積りの作成など、
何度でも無料でご提出させて頂きます。
メールでのお問い合わせは⬇こちらからお願い致します。
お問合せはこちら
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10月も3連休が終わり、早いもので半月が経ちますね!
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秋といえば、旬の食材も多く、ついつい食べ過ぎちゃう季節でもありますね^^;
また、過ごしやすい今の時期は、お家のメンテナンスを行われる方も多い季節でもあります。
本記事をご覧いただいている皆様の中にも、お家の外壁塗装・屋根塗装をご検討されている方も多いのではないでしょうか?
近年、外壁塗装・屋根塗装の現場で下塗りの次の工程である中塗り、上塗りと2回塗り進める際に色を変える場合があります。
しかし、良質な施工のためにはこの工法はあまりおすすめできません。
なぜ、中塗りと上塗りを分けて塗る業者がいるのか、なぜ、分けて塗ることは推奨できないのかについてご説明させていただきます。
外壁塗装、屋根塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りが基本です。
下塗り塗装を行うことにより、塗装面である下地を整え、上から塗る接着面との密着率を高めます。
下塗りに使用する塗料は、中塗りや上塗りで使用する塗料とは全く別物で、下地の状態によってシーラーやフィラーといった塗料を使用します。
中塗りと上塗りには仕上げ塗料を使用して、基本的に同じ色を塗装します。
なぜ、2回も塗装するかというと、中塗り(仕上げ塗料一回目)は、まず色をつける役目があり、そして上塗り(仕上げ塗装二回目)にて色ムラをなくして均一に仕上げ、外壁や屋根を守る塗膜の厚みをつけます。
一度塗るだけでは理想的な厚みをつけることが難しいため、2回同じ塗料を塗装して仕上げます。
なぜ中塗りと上塗りの色を分けて塗装するのか?
大手の塗装会社などでは1回目と2回目の色を変えることを推奨している企業もあります。
大きな塗装会社は、下請け業者をたくさん抱えているため、自社で現場管理が難しいという事情があり、基本的に現場は施工業者に任せきりになっています。
価格競争になると、かなり安い額で工事を引き受けなければならず、十分な工事の費用がない場合もあります。
そんな時に、やろうと思えばいくらでも「塗料の節約」が出来てしまうのです。
例えば、節約や工数の削減のために、中塗りを塗らずに、下塗りの上にいきなり上塗りを塗ってしまう・・・なんてこともあります💦
ひどいケースでは、下塗り塗装を行わない場合や、ひび割れなどの補修も行わないようなケースもあるのです。
お客様にとっては不安になる話ですが、これが事実として有る事なのです。
下請け制度は、建築業界で通例となっており、元請けから下請け、さらにはその下の孫請けに出すということも珍しくありません。
もちろんすべての下請けの現場でそのようなことが起こっているわけでもありませんが、あまりに無理な短いスケジュールや、価格競争が進んだ結果、安い金額での下請け工事となった時に発生しているケースが多く見られます。
中には、中塗り塗装を行わないだけではなく、いきなり仕上げ塗料から塗ってしまうような現場や、適切な下地補修を行わないと、施工不良となってしまい、数年で塗料が剥がれてしまいます。
そのため、中塗りと上塗りの色を変えることで、そのような「不正」を防ぎ、ひいては施工不良も防ぐ目的があります。
みらいホームでは、現地調査、お見積り、施工、完了まで、一貫して自社施工のみで対応しております。
中塗り・上塗りの色変えによるデメリットとは?
先ほど、中塗りと上塗りで色変えを行う理由についてご紹介しましたが、色変えには下記のようなデメリットがあります。
◇ 別々の塗料を用意するためコストが高くなる
しっかり作業を行う塗装業者からすると、色変え工法自体は無駄が多いやり方だと判断しているところも少なくありません。
中塗りと上塗りで色を変える場合、それぞれ別の塗料を用意することになります。
本来なら、一種類の塗料を用意すればいいところを、別々の塗料をそれぞれ用意すると、塗料にロスが出る可能性も有り、また、職人の手間が増えてコストに反映されることが予想されます。
そうして増えたコストは、結局はお客様負担となってしまいます。
色変えせず、中塗りと上塗り塗料が同じ1種類でいいのであれば、コスト面で有利になります。
◇ 耐久性が低下する恐れがある
顔料を用いない色変えを行うことで、中塗りと上塗りの密着感に影響が出ることがあり、耐久性が落ちる場合があります。
また、色変えのために現場で顔料を極端に混合して色を作ったりすると、塗料自体が持つ性能に影響が出るので、耐久性に問題が生じる可能性があります。
◇ 劣化したときの見た目が悪い
色変えを行う場合、あまりかけ離れた色同士を塗り進めると思ったような仕上がりが期待できません。
また、塗料が紫外線などで劣化してくると、塗料に含まれる顔料が劣化して色褪せを起こしますが、塗膜が層になっているので上塗りの塗料が劣化してくると次は下塗りの層が見えてきます。
この時、違う色の塗料を使用していると、色にムラができてしまい、そこまで美観が低下して目立ってしまいます。
同じ色を塗装していれば、上の層が劣化しても下の層も同一色なので色褪せは起こっても、異なる色ムラができることはありません。
中塗りと上塗りの色変え施工は、一見すると分けて塗ったことがわかるためいい方法だと思ってしまうかもしれませんが、施工にコストやロスが出やすい方法でもあります。
最終的にお客様へのコストなどの負担が発生するため、無駄に高くなってしまったり耐久性の低下のリスクがあります。
外壁塗装・屋根塗装では、塗料を発注する際にピッタリと塗料が無くなるように注文せず、必ず余分に少し余る程度に発注します。
そうで無いと、余分が無いばかりに節約して塗布作業する意識に陥ってしまい、厚みのある塗膜形成に影響が出るので必ず余分に注文しておきます。
色変えを行う事によって、実質二種類になるので、それぞれで塗料が余ってしまい合わせると、結構な量になってしまいます。
色変えせずに同色ならそこまでの限りではありません。
このロスは、マンション、ビルの大規模修繕では気にならない程度ですが、一軒家だと大きく感じると思います。
また、色の差によっては、塗料の乗り自体が悪くなるため、下塗りが透けて出て来てしまいます。
結局は、上塗りをもう一回塗って合計3回塗ることにもなりかねません。
みらいホームでは、基本的には、中塗り、上塗り塗料のお色分けは、おすすめしておりませんが、ご希望であればお気軽にご相談ください(^^)
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