神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になります。
石川県 能登半島地震が発生してから8日で1週間が経ちました。
この度の能登半島地震で被災された方々やご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。
また、全ての被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震では、瓦屋根住宅を含む様々な被害が発生しております。
ここからは、瓦屋根の住宅がするべき本当の地震対策をご紹介させて頂きます。
地震による住宅の被害で多いのが、瓦屋根の倒壊です。
本記事では、瓦屋根の特徴や瓦屋根が地震に弱い理由、地震時に瓦屋根が受ける被害の内容について解説させて頂きます。
住宅の地震対策が不安な方はぜひ参考にしてみてください。
瓦屋根とは?
瓦屋根とは、屋根材に瓦を使用しているもので、日本家屋に多く見られます。 瓦には形や色、特徴が異なる和瓦と洋瓦があり、家のタイプや好みによって使い分けが可能です。 瓦の原料には、主に粘土が使用されています。 粘土を成形して乾燥させ、高温で焼き上げる粘土瓦は耐久性に優れているため塗装の必要がありません。 種類は「釉薬瓦(陶器瓦)」「いぶし瓦」「素焼き瓦」「セメント瓦・コンクリート瓦」など豊富にあります。 瓦屋根は耐久性や断熱性、遮音性に優れており、寿命が長い点が特徴です。 特に、日本瓦は定期的なメンテナンスを行うことで50年以上もつといわれています。 しかし、他の屋根材と比べて価格が高く、地震や台風などの災害時に瓦が落ちるリスクがあります。
瓦屋根が地震に弱いと言われる理由とは?
地震時の住宅の倒壊にも瓦は関係しているのでしょうか。 結論からいうと、屋根材の重さが家の耐震性に影響するのは事実です。 屋根が軽ければその分、建物の揺れも小さくなると考えられます。 しかし、瓦屋根だから倒壊するというわけではなく、また軽い屋根材だから倒壊しないというわけでもありません。 耐久性の高い瓦屋根が地震に弱いと言われる大きな理由は屋根の重さではなく、建物そのものに関係しています。 住宅の耐震性能は、骨組みや構造が躯体の強さに直結しており、躯体が弱ければ軽い屋根材でも倒壊の危険性が十分にあり得ます。 つまり、重要なのは屋根材の重量と躯体のバランスが重要になります。
地震によって起きる瓦屋根の被害とは?
実際に地震が発生した場合、瓦屋根はどのような被害を受けているのか・・ ここからは、地震の影響を受けやすい住宅の箇所をご紹介させていただきます。
瓦屋根の建物が半壊・全壊
先日発生した能登半島地震時にも、瓦屋根の建物の被害が多く見られました。 建物が半壊、ひどい場合は全壊するものもあるほどです。 しかし、実際の主な原因は瓦屋根ではなく、建物の強度の問題です。 過去の震災時には、無補強の住宅は激しく倒壊したのに対し、補強住宅は一部の壁が崩落するも倒壊はしませんでした。 築年数が古い建物ほど半壊・全壊の危険性が高くなるものの、補強の有無で結果が大きく変わります。
瓦屋根の棟部
建物以外の地震による瓦屋根の被害は、大棟(おおむね)・隅棟(すみむね)・下り棟(くだりむね)などの棟部に多く見られます。 大棟とは屋根の頂点の部分で、隅棟は入母屋屋根や寄棟屋根で四隅角にある斜め部分、下り棟は入母屋屋根のまっすぐ降りている棟部分です。 特に被害を受けた住宅の特徴としては、築30年~40年ほどの古い建物や、棟瓦や桟瓦を葺土のみで固定している旧工法(大回し工法)の建物などが挙げられます。 旧工法(大回し工法)とは、棟部分の冠瓦、のし瓦、葺き土を銅線でくるむ工法です。 銅線を大きく回すため、大回し工法とも呼ばれています。旧工法(大回し工法)であるかどうかの確認は、棟部の外側に銅線が見えるか見えないかで判断できます。 この工法が採用されている場合は、地震被害を防ぐ対策として、耐震性の高い屋根葺き直し工事を行うのがおすすめです。
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今回の地震では、瓦屋根住宅を含む様々な被害が発生しております。
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地震による住宅の被害で多いのが、瓦屋根の倒壊です。
本記事では、瓦屋根の特徴や瓦屋根が地震に弱い理由、地震時に瓦屋根が受ける被害の内容について解説させて頂きます。
住宅の地震対策が不安な方はぜひ参考にしてみてください。
瓦屋根とは?
瓦屋根とは、屋根材に瓦を使用しているもので、日本家屋に多く見られます。
瓦には形や色、特徴が異なる和瓦と洋瓦があり、家のタイプや好みによって使い分けが可能です。
瓦の原料には、主に粘土が使用されています。
粘土を成形して乾燥させ、高温で焼き上げる粘土瓦は耐久性に優れているため塗装の必要がありません。
種類は「釉薬瓦(陶器瓦)」「いぶし瓦」「素焼き瓦」「セメント瓦・コンクリート瓦」など豊富にあります。
瓦屋根は耐久性や断熱性、遮音性に優れており、寿命が長い点が特徴です。
特に、日本瓦は定期的なメンテナンスを行うことで50年以上もつといわれています。
しかし、他の屋根材と比べて価格が高く、地震や台風などの災害時に瓦が落ちるリスクがあります。
瓦屋根が地震に弱いと言われる理由とは?
地震時の住宅の倒壊にも瓦は関係しているのでしょうか。
結論からいうと、屋根材の重さが家の耐震性に影響するのは事実です。
屋根が軽ければその分、建物の揺れも小さくなると考えられます。
しかし、瓦屋根だから倒壊するというわけではなく、また軽い屋根材だから倒壊しないというわけでもありません。
耐久性の高い瓦屋根が地震に弱いと言われる大きな理由は屋根の重さではなく、建物そのものに関係しています。
住宅の耐震性能は、骨組みや構造が躯体の強さに直結しており、躯体が弱ければ軽い屋根材でも倒壊の危険性が十分にあり得ます。
つまり、重要なのは屋根材の重量と躯体のバランスが重要になります。
地震によって起きる瓦屋根の被害とは?
実際に地震が発生した場合、瓦屋根はどのような被害を受けているのか・・
ここからは、地震の影響を受けやすい住宅の箇所をご紹介させていただきます。
瓦屋根の建物が半壊・全壊
先日発生した能登半島地震時にも、瓦屋根の建物の被害が多く見られました。
建物が半壊、ひどい場合は全壊するものもあるほどです。
しかし、実際の主な原因は瓦屋根ではなく、建物の強度の問題です。
過去の震災時には、無補強の住宅は激しく倒壊したのに対し、補強住宅は一部の壁が崩落するも倒壊はしませんでした。
築年数が古い建物ほど半壊・全壊の危険性が高くなるものの、補強の有無で結果が大きく変わります。
瓦屋根の棟部
建物以外の地震による瓦屋根の被害は、大棟(おおむね)・隅棟(すみむね)・下り棟(くだりむね)などの棟部に多く見られます。
大棟とは屋根の頂点の部分で、隅棟は入母屋屋根や寄棟屋根で四隅角にある斜め部分、下り棟は入母屋屋根のまっすぐ降りている棟部分です。
特に被害を受けた住宅の特徴としては、築30年~40年ほどの古い建物や、棟瓦や桟瓦を葺土のみで固定している旧工法(大回し工法)の建物などが挙げられます。
旧工法(大回し工法)とは、棟部分の冠瓦、のし瓦、葺き土を銅線でくるむ工法です。
銅線を大きく回すため、大回し工法とも呼ばれています。旧工法(大回し工法)であるかどうかの確認は、棟部の外側に銅線が見えるか見えないかで判断できます。
この工法が採用されている場合は、地震被害を防ぐ対策として、耐震性の高い屋根葺き直し工事を行うのがおすすめです。
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