屋根のメンテナンスってどんな工事がいいの? - 外壁塗装 屋根塗装 神奈川県横浜市旭区 みらいホーム株式会社

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屋根のメンテナンスってどんな工事がいいの?

2024年02月21日

お世話になります。

本日もみらいホームのブログをご覧頂き誠にありがとうございます☺

昨日は、暖かく春のような気候でしたが、本日は雨が冷たく寒い一日となりましたね。

今回は、お家の屋根のメンテナンスをお考えの方必見!

屋根カバー工法のメリット・デメリットについて詳しくご紹介させて頂きます。

「そろそろ屋根のメンテナンスしたいけど、どんな方法でメンテナンスすれば良いの?」

と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

屋根のメンテナンス方法には、屋根塗装のほか屋根カバー工法・屋根葺き替え工事といった工事の方法があります。

屋根カバー工法と屋根葺き替え工事の違いとは?

屋根工事の中で屋根リフォームと言えば、「屋根葺き替え」と「屋根カバー工法」があります。

いずれも屋根材を新しくするリフォームですが、それぞれにメリットやデメリットがあります。

屋根カバー工法とは?

既存の屋根をそのまま残し、その上に新しく防水紙を敷き、屋根材で二重に覆います。

ほとんどの場合、軽量な金属屋根(ガルバリウム鋼板)の屋根材を使用します。

~屋根カバー工法の施工事例~

施工前

施工後

屋根カバー工法のメリットとは?

❒ 廃材がほとんど発生しない
❒ 廃材が出ないため、廃材処理費用がほとんどかからない
❒ 工期が短い
❒ 工事中も普段と同じように生活できる
❒ 二重屋根になるので断熱性と遮音性が向上する
❒ 環境負荷が少なく、地球に優しい

 カバー工法の良いところは、何と言っても工期が短く費用も安いことが最大の特徴です。

しかし、元々瓦屋根の家や、屋根の劣化状況が酷いときにはカバー工法による屋根リフォームは行えないなど、全ての屋根にカバー工法が行えるわけではありません。

屋根カバー工法のデメリットとは?

❒ 瓦屋根には施工できない(難しい)
❒ 太陽光発電などの設置が難しくなる
❒ 屋根の重量が(少しだけ)増す
❒ 屋根の劣化状況によっては施工できない
❒ 選択できる屋根材が限られる(ほぼ金属)

屋根葺き替え工事とは?

既存の屋根材を全て解体・撤去し、新しい屋根に葺き替えます。

また、屋根材だけでなく野地板や防水紙といった下地も新しくなります。

~屋根葺き替え工事の施工事例~

施工前

施工後

屋根葺き替え工事のメリットとは?

❒ 新しい屋根になるので、次のメンテナンスまでの期間が長くなる
❒ 屋根材を全て取り外すので、防水紙や野地板といったところまで補修やメンテナンス可能
❒ これまでの屋根材と違うものも使用できるので、外観を一新しイメージチェンジ出来る
❒ これまでよりも軽い屋根材を使用することにより、耐震性を上げることができる

 屋根リフォームの中では一番大掛かりな工事になりますので、コスト面ではどうしても高くなってしまいますが、今まで抱えていた屋根への不安をゼロにしてくれてメンテナンス期間も大きく伸びる葺き替えは今後も長くお住いになるお家にとっては非常に大きなメリットであると思います。

屋根葺き替え工事のデメリットとは?

❒ 屋根リフォームの中でも大規模な工事なので費用がかかる
❒ 大規模な工事なので工期が長い
❒ これまでの屋根材を廃棄するため、廃材が大量に出る
❒ 処分費用がかかり、特にアスベストを含有しているスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)は高額になりやすい
❒ 工事中、結構な埃が出る

屋根リフォームの中では一番大掛かりな工事になりますので、コスト面ではどうしても高くなってしまいますが、今まで抱えていた屋根への不安をゼロにしてくれてメンテナンス期間も大きく伸びる葺き替えは今後も長くお住いになるお家にとっては非常に大きなメリットであると思います。

屋根材の寿命と屋根リフォームの目安とは?

屋根は、建物の中でも雨や風、紫外線など自然の影響を最も受けやすい部分であり、日々経年劣化を進めています。

スレート屋根であればひび割れや反り、金属屋根であれば錆やそれによる穴あき、セメント瓦であれば割れや欠けなど屋根材によって症状は様々ですが確実に寿命が訪れます。

寿命が訪れてしまえば雨風からお住まいを守ることが困難となるため屋根リフォームとして屋根カバー工法や屋根葺き替え工事をご検討されるタイミングとなります。

屋根カバー工法をおすすめしない屋根ってどんな屋根?

❒ 下地の劣化が進んでいる
❒ 瓦屋根が使われている
❒ 一度屋根カバー工法で修理を行っている
❒ 20年以上住み続ける予定である
❒ 将来的に増改築する可能性がある

~屋根の下地の劣化が進行している状態~

上記写真のように劣化が進んでしまっている場合は下地の修繕をする必要があるため、既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせるカバー工法は向いていません。

 

ここからは、屋根塗装が不可能であるパミールについてご紹介させて頂きます。

パミールってなに?

パミールとは、ひび割れや剥がれなどの不具合が多数報告され、現在は製造中止となっている屋根材です。

製造期間は、1996年~2008年で、当時は屋根材へのアスベストの使用が禁止された時期でした。

様々な不具合が生じる為、塗装でのメンテナンスが不可能であり、カバー工法、または葺き替え工事をご提案させていただいております。

下記お写真は、実際にみらいホームにお問い合わせをいただいたお客様の屋根になります。

層状剥離「ミルフィーユ状の剥離」が生じています。

ミルフィーユのように、層状にパリパリと剥がれてくる現象です。

上記のような状態は、パミールにおいて、最も特徴的な劣化症状になります。

築後8年~10年が経過した頃に生じることが多いです。

既に劣化が激しいパミールの場合には、屋根から雨水などが侵入し、屋根の下地まで傷んでしまっている可能性が非常に高い状態です。

 

上記のような屋根の場合には、屋根に残った水分をそのまま閉じ込めてしまうことになり、雨漏りを起こしていたり、屋根の下地まで湿気を帯びている為、屋根カバー工法でのメンテナンスは不可能になり、葺き替え工事をご提案させて頂いております。

パミールの点検は、屋根の細部をしっかり調査することにより、早期発見へと繋がります。

きちんと調査を行い、カバー工法、または葺き替え工事のどちらにするかの判断が非常に重要となります。

劣化の進行具合によってはカバー工法で十分ですが、業者さんによっては、葺き替え工事を強く薦める場合もあるようです。

葺き替え工事は、カバー工法と異なり、屋根材の撤去処分費がある為、料金も高くなります。

反対に、本来は葺き替えなければならない程下地が傷んでいたのにも関わらず、カバー工法を行ってしまうことにより、中に溜まっている湿気がお家を傷め、再度葺き替え工事を行わなければならないというケースも御座います。

適切な施工、判断をしてもらうことが大変重要でありますので、きちんと調査を行ってもらうことが大切です。

 

お見積りの作成など、

何度でも無料でご提出させて頂きます。

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