神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になります。
一般戸建て住宅の屋根には、主にカラーベストが使用されています。
屋根塗装が可能な場合もありますが、劣化状況が著しい場合には、屋根カバー工法、または、屋根葺き替えという工事をご提案させていただいております。
今回は、屋根カバー工法がどのようなものなのか、メリット・デメリットをそれぞれご紹介させて頂きます。
屋根カバー工法のご検討されている方向けに、多数の施工実績の経験を活かし、丁寧にわかりやすく解説させて頂きます。
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根をかぶせる(カバーする)工法のことをいいます。
既存の屋根の上にルーフィング(防水紙)を貼り、その上に軽い金属の屋根を張ります。
ルーフィングとは、防水シートのことで、屋根材の下に敷くことで雨漏りを防ぎます。
屋根材によって異なりますが、一般的には20年以上経過すると、このルーフィングが傷み、雨漏りを引き起こす原因となります。
塗装よりも長持ちし、既存の屋根材の解体や、処分費用が掛からない為、葺き替えよりもコストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
屋根カバー工法のメリットとは?
屋根カバー工法を検討する上で気になるのは、この屋根カバー工法のメリットとデメリットです。
まずは、屋根カバー工法のメリットをご紹介させて頂きます。
メリット1,断熱性・遮音性・防水性が向上する。
屋根カバー工法に使用される屋根材には、断熱材が取り付けられていたり、既存屋根との間に通気層が形成されることによって断熱性能が向上します。
特に夏場の2階の暑さに対する効果が大きいと言われています。
また、金属屋根材をかぶせる前に既存屋根の上にルーフィング(防水紙)を張る為、雨漏れ防止効果も非常に高いことが挙げられます。
屋根が2重構造となる為、雨音の軽減も期待できます。
特に石材チップ系の金属屋根材は、表面に加工がされているため、その効果が顕著です。
メリット2,リフォーム費用が安い。
葺き替え工事と比較し、安価に施工が可能な点に加え、金属屋根材はガルバリウム鋼板と言って基本的には錆びない材料で作られています。
そのうえ、焼付塗装や石材チップが施されている為、屋根塗装と比較して圧倒的に長持ちします。
ライフサイクルコストとして考えて頂くと、屋根塗装より、トータルコストを下げられるといったメリットが挙げられます。
メリット3、工期が短い。
屋根カバー工法は、葺き替え工事に伴う撤去作業や廃材処分が必要ない為、工事期間を短縮することが可能です。
メリット4,騒音やホコリのトラブルが少ない。
葺き替え工事の場合は、撤去時にホコリや騒音も発生するうえ、産業廃棄物用のコンテナやダンプカーを設置する必要があります。
そのため、工事が大掛かりとなり騒音やトラブルの発生につながるケースも考えられます。
その点、屋根カバー工法を行う際は、その必要がありませんのでトラブルも少なくなります。
メリット5,アスベストにも対応している。
2004年以前に建てられた物件では、スレート系屋根材が使用されている場合には、アスベストが含まれています。
アスベスト含有の屋根材を撤去する場合は、厳格な管理が必要となり、専用処分となるため手間と費用が掛かります。
しかし、屋根カバー工法の場合であればそのような手続きや管理は必要なく、アスベストを含んだ屋根材の上に被せることが可能となります。
以上が屋根カバー工法におけるメリットになります。次はデメリットもご紹介させて頂きます。
屋根カバー工法のデメリットとは?
デメリット1、耐震性に影響する可能性がある?
屋根カバー工法を行うことで、新しく被せる金属屋根材分は屋根が重くなります。
金属というとかなり重たいイメージを持たれるかもしれませんが、0.3~0.4mm厚のガルバリウム鋼板は非常に軽いことと、平面荷重で屋根全体に重みが分散しますので耐震強度にはそれほど影響はありません。
実際に、新築時の屋根の耐荷重計算には積雪も考慮されていますので豪雪地帯以外では問題ないのが実情です。
重さが気になる方は実物のカットサンプルを一度手に取ってみると、実際の軽さをご理解いただけると思います。
デメリット2、瓦屋根には、対応できない。
原則としてスレート系屋根材の上に被せる工法の為、日本瓦、洋瓦などの陶器瓦や新築時に既に金属系屋根材が使用されている場合には、屋根カバー工法は施工不可となり、葺き替えが必要となります。
デメリット3、内部の補修が必要な屋根には施工できない。
既に既存屋根材が雨漏りして年月が経過している場合には、屋根下地材の張替えや補修が必要となります。
そのため、目視で屋根が沈んでいたり屋根にあがった際フワフワするような場合には、そのままの状態で屋根カバー工法をお勧めいたしません。
屋根カバー工法を施工するためには、傷んだ下地を撤去、補修または交換、補強等を行うことが必要となります。
屋根カバー工法ができない屋根は?
このようにデメリットよりメリットの方が大きい屋根カバー工法ですが、中には屋根カバー工法ができない屋根材も存在します。
陶器瓦やセメント瓦等が使用されている場合には、屋根カバーは基本的に不可となり、葺き替え工事をご提案させていただいております。
また、雨漏りなどが原因で屋根下地材が腐食していたり脆弱な部分が大きい場合には、屋根カバーは適しておりません。
この点は、十分に屋根の施工実績がある専門家に診断を依頼し、自宅に屋根カバー工法が適しているかどうかの調査を依頼されることをお勧めいたします。
下記お写真は、実際に弊社で施工させて頂いたお客様の屋根葺き替え工事です。
このような屋根の場合には、カバー工法は不可能になる為、葺き替え工事をご提案させて頂きます。
既存の屋根材を撤去すると、既に下地材が腐食しておりました。
下地材を撤去後、新規下地材を施工していきます。
その上に、防水シート(ルーフィング)を施工していきます。
棟板金を施工していきます。
こちらが屋根葺き替え工事、施工後になります。
みらいホームでは、「高所点検カメラ」を使用した無料点検を行わせて頂いております。
高所点検カメラの特徴とは?
高所点検カメラには、大きく分けて3つの特徴がございます。
① 安全性
実際に屋根に上がる危険性がございません。
実際に登る必要がない為、お客様にもご安心頂けますし、非常に安全です。
② 正確性
タブレット画面で、お客様にその場で現状をご確認いただくことが可能です。
細部の劣化症状なども確認することができます。
③ 高効率性
画像拡大もできる為、細部まで確認することが可能です。
調査の内容は、足場工事のような大掛かりな作業ではなく、確認箇所に合わせて、1人分のスペースさえあれば、どこからでも確認が可能になります。
また、設置時間も最短で5分あれば出来る為、点検にかかる時間もスピーディーです。
長年お家を守り続けてくれてた「屋根」には想像以上の劣化が見られるのが現状なので、定期的な点検がとても大切なことがわかります。
お見積りの作成など、
何度でも無料でご提出させて頂きます。
メールでのお問い合わせは⬇こちらからお願い致します。
お問合せはこちら
【所在地】神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-9-11
お世話になります。
一般戸建て住宅の屋根には、主にカラーベストが使用されています。
屋根塗装が可能な場合もありますが、劣化状況が著しい場合には、屋根カバー工法、または、屋根葺き替えという工事をご提案させていただいております。
今回は、屋根カバー工法がどのようなものなのか、メリット・デメリットをそれぞれご紹介させて頂きます。
屋根カバー工法のご検討されている方向けに、多数の施工実績の経験を活かし、丁寧にわかりやすく解説させて頂きます。
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根をかぶせる(カバーする)工法のことをいいます。
既存の屋根の上にルーフィング(防水紙)を貼り、その上に軽い金属の屋根を張ります。
ルーフィングとは、防水シートのことで、屋根材の下に敷くことで雨漏りを防ぎます。
屋根材によって異なりますが、一般的には20年以上経過すると、このルーフィングが傷み、雨漏りを引き起こす原因となります。
塗装よりも長持ちし、既存の屋根材の解体や、処分費用が掛からない為、葺き替えよりもコストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
屋根カバー工法のメリットとは?
屋根カバー工法を検討する上で気になるのは、この屋根カバー工法のメリットとデメリットです。
まずは、屋根カバー工法のメリットをご紹介させて頂きます。
メリット1,断熱性・遮音性・防水性が向上する。
屋根カバー工法に使用される屋根材には、断熱材が取り付けられていたり、既存屋根との間に通気層が形成されることによって断熱性能が向上します。
特に夏場の2階の暑さに対する効果が大きいと言われています。
また、金属屋根材をかぶせる前に既存屋根の上にルーフィング(防水紙)を張る為、雨漏れ防止効果も非常に高いことが挙げられます。
屋根が2重構造となる為、雨音の軽減も期待できます。
特に石材チップ系の金属屋根材は、表面に加工がされているため、その効果が顕著です。
メリット2,リフォーム費用が安い。
葺き替え工事と比較し、安価に施工が可能な点に加え、金属屋根材はガルバリウム鋼板と言って基本的には錆びない材料で作られています。
そのうえ、焼付塗装や石材チップが施されている為、屋根塗装と比較して圧倒的に長持ちします。
ライフサイクルコストとして考えて頂くと、屋根塗装より、トータルコストを下げられるといったメリットが挙げられます。
メリット3、工期が短い。
屋根カバー工法は、葺き替え工事に伴う撤去作業や廃材処分が必要ない為、工事期間を短縮することが可能です。
メリット4,騒音やホコリのトラブルが少ない。
葺き替え工事の場合は、撤去時にホコリや騒音も発生するうえ、産業廃棄物用のコンテナやダンプカーを設置する必要があります。
そのため、工事が大掛かりとなり騒音やトラブルの発生につながるケースも考えられます。
その点、屋根カバー工法を行う際は、その必要がありませんのでトラブルも少なくなります。
メリット5,アスベストにも対応している。
2004年以前に建てられた物件では、スレート系屋根材が使用されている場合には、アスベストが含まれています。
アスベスト含有の屋根材を撤去する場合は、厳格な管理が必要となり、専用処分となるため手間と費用が掛かります。
しかし、屋根カバー工法の場合であればそのような手続きや管理は必要なく、アスベストを含んだ屋根材の上に被せることが可能となります。
以上が屋根カバー工法におけるメリットになります。次はデメリットもご紹介させて頂きます。
屋根カバー工法のデメリットとは?
デメリット1、耐震性に影響する可能性がある?
屋根カバー工法を行うことで、新しく被せる金属屋根材分は屋根が重くなります。
金属というとかなり重たいイメージを持たれるかもしれませんが、0.3~0.4mm厚のガルバリウム鋼板は非常に軽いことと、平面荷重で屋根全体に重みが分散しますので耐震強度にはそれほど影響はありません。
実際に、新築時の屋根の耐荷重計算には積雪も考慮されていますので豪雪地帯以外では問題ないのが実情です。
重さが気になる方は実物のカットサンプルを一度手に取ってみると、実際の軽さをご理解いただけると思います。
デメリット2、瓦屋根には、対応できない。
原則としてスレート系屋根材の上に被せる工法の為、日本瓦、洋瓦などの陶器瓦や新築時に既に金属系屋根材が使用されている場合には、屋根カバー工法は施工不可となり、葺き替えが必要となります。
デメリット3、内部の補修が必要な屋根には施工できない。
既に既存屋根材が雨漏りして年月が経過している場合には、屋根下地材の張替えや補修が必要となります。
そのため、目視で屋根が沈んでいたり屋根にあがった際フワフワするような場合には、そのままの状態で屋根カバー工法をお勧めいたしません。
屋根カバー工法を施工するためには、傷んだ下地を撤去、補修または交換、補強等を行うことが必要となります。
屋根カバー工法ができない屋根は?
このようにデメリットよりメリットの方が大きい屋根カバー工法ですが、中には屋根カバー工法ができない屋根材も存在します。
陶器瓦やセメント瓦等が使用されている場合には、屋根カバーは基本的に不可となり、葺き替え工事をご提案させていただいております。
また、雨漏りなどが原因で屋根下地材が腐食していたり脆弱な部分が大きい場合には、屋根カバーは適しておりません。
この点は、十分に屋根の施工実績がある専門家に診断を依頼し、自宅に屋根カバー工法が適しているかどうかの調査を依頼されることをお勧めいたします。
下記お写真は、実際に弊社で施工させて頂いたお客様の屋根葺き替え工事です。
このような屋根の場合には、カバー工法は不可能になる為、葺き替え工事をご提案させて頂きます。
既存の屋根材を撤去すると、既に下地材が腐食しておりました。
下地材を撤去後、新規下地材を施工していきます。
その上に、防水シート(ルーフィング)を施工していきます。
棟板金を施工していきます。
こちらが屋根葺き替え工事、施工後になります。
みらいホームでは、「高所点検カメラ」を使用した無料点検を行わせて頂いております。
高所点検カメラの特徴とは?
高所点検カメラには、大きく分けて3つの特徴がございます。
① 安全性
実際に屋根に上がる危険性がございません。
実際に登る必要がない為、お客様にもご安心頂けますし、非常に安全です。
② 正確性
タブレット画面で、お客様にその場で現状をご確認いただくことが可能です。
細部の劣化症状なども確認することができます。
③ 高効率性
画像拡大もできる為、細部まで確認することが可能です。
調査の内容は、足場工事のような大掛かりな作業ではなく、確認箇所に合わせて、1人分のスペースさえあれば、どこからでも確認が可能になります。
また、設置時間も最短で5分あれば出来る為、点検にかかる時間もスピーディーです。
長年お家を守り続けてくれてた「屋根」には想像以上の劣化が見られるのが現状なので、定期的な点検がとても大切なことがわかります。
お見積りの作成など、
何度でも無料でご提出させて頂きます。
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