屋根釘浮き・棟板金の浮きとは？ - 外壁塗装 屋根塗装 神奈川県横浜市旭区 みらいホーム株式会社

お世話になります。

代表の熊坂です。

今回は、屋根棟板金の浮きについてご紹介させて頂きます。

棟板金とは？

屋根と屋根が合わさる一番高いところに接合する部分を『棟（むね）』と呼び、
棟の上に被せられている金属の板を棟板金（むねばんきん）と呼びます。

屋根棟板金は、釘で固定してありますが、台風などの強風被害を受けると、釘の浮き、緩みが発生することになります。

↓釘浮き

よって、屋根と棟板金の間に隙間が発生し、風による影響を受けやすくなります。

もしも、釘が浮いている状態を長期間放置してしまうと、最終的には釘が抜け、台風や強風により、棟板金が飛ばされてしまうといった事例もあります。

下記お写真は、棟板金が飛ばされ、貫板が剥き出し状態になっています。

棟板金の釘浮きはなぜ起こるのか？

１，強風
棟板金は、屋根の一番高い位置にある為、風などの影響を最も受けやすく、突風、強風、台風などの風圧を釘だけで耐えている状態です。
強風が吹き続けることにより、揺さぶりながら釘は少しずつ浮いてきてしまうことになります。

２，釘の劣化
今から３０～４０年前に建築されたお家には、主に鉄釘が使用されていました。
また、鉄は水に触れると錆が発生しやすい性質を持っています。
よって、雨に当たることで、錆が発生し、腐食した釘が膨張することにより、
徐々に釘穴を広げてしまい、最終的には釘が浮いてしまう場合があります。

３，下地に使用されている貫板が原因
棟板金の下には貫板（ぬきいた）と呼ばれる木材の下地材が設置されています。
この貫板が寒暖の差で収縮し、棟板金に固定されていた釘が緩み、最終的には浮いてしまう場合があります。

棟板金は、下地に設置されている貫板(ぬきいた）に釘で固定されている為、
屋根内部への雨水の侵入を防く役割があります。

棟板金の釘が浮くことで生じる問題とは？

棟板金を固定している釘が浮き緩みが発生することにより、屋根と棟板金の間に隙間が発生し、強風による影響をより受けやすくなります。

また、釘が浮いてしまうことにより、浮いた釘を伝い雨水が板金の中へと侵入し、棟板金を固定している貫板が腐食することで、雨漏りの原因にもなります。

釘の浮き、棟板金の浮き、釘の錆の発生、貫板の劣化が生じている場合には、早急に修理を依頼されることをお勧めいたします。

しかし、近年では、訪問販売業者による被害相談が増加傾向にあります。

是非、地元の業者さんや過去に施工をお願いした会社さんなど、優良業者さんに一度ご相談されることをお勧めいたします。

また、台風・強風・突風・強風の影響を受け、釘や棟板金の浮きが発生した場合には、火災保険の「風災補償」が適用される可能性があります。

↓屋根棟板金の浮き

そのほかにも、台風被害を受け、屋根の破損、雨樋の破損も火災保険が適用されることがあります。

↓屋根破損

↓雨樋の歪み

※弊社では、屋根には登らずに、高所カメラを使用し屋根細部までしっかり調査を行わせて頂いております。

下記お写真は、実際に高所カメラを使用し、撮影したものです。

また、火災保険会社様へご提出資料も無料で作成させて頂いておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

お見積りの作成など、

何度でも無料でご提出させて頂きます。

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